
新しい車への買い替えや車が必要なくなったときに、多くの人は持っている愛車を売却することを検討すると思います。
とくに次に新しい車を購入する場合は、今の愛車を売却したお金を購入資金へと充てることが多いため、売却額というものを重視する傾向があります。
また、新しい車を買わない場合でも思い入れのある愛車を売却するときに、高い金額がつけられなかったら落ち込みますし、売却自体を見直すケースも存在します。
そのようなことにならないためにも、高い査定金額が提示されるためのコツを知っておくことが大切になってきます。
そこで、今回はどうやったらプラス査定になりやすい?といった疑問から、査定金額を上げるポイントを具体的に紹介していきたいと思います。
目次
査定金額を上げるポイント:そもそも査定って?
中古車の売却に慣れている人は、査定の仕組みやシステムは理解していると思います。
しかし、一般的に車を売却するというのは、人生においても頻繁にあるイベントではありません。
そのため、そもそも査定を経験したことがない人もいるため、基礎から分かりやすく解説していきます。
最初の疑問として、多くの人は
「そもそも査定ってなにをするの?難しい?」
と不安になる部分もあると思います。
実は、査定というのは難しいものではありません。ただし、高い金額を提示してもらうためには工夫も必要という側面もあります。
最近ではインターネットの発達により、より中古車を売却する手段というものが多様化しており、それに伴い査定というものも一律的なものではなくなっています。
そこで、愛車を売却する3つのケースに従い、査定の流れを紹介していきます。
専門業者に持ち込む
おそらく中古車の売却において昔からのスタンダードともいえる方法が、中古車専門店に売却したい車を持ち込むというものです。
現在でもこの方法はポピュラーであり、多くの人が中古車の売却というと専門店に持ち込むということを想定しているのではないでしょうか。
この方法の場合、専門店に持ち込んだ愛車をその場で査定してもらうことになります。
業者によっては、
- これまでの愛車の使い方
- 修復歴の有無
- 気になる点
などをヒアリングされることもあります。また、多くの場合で購入を検討している中古車の条件などを聞かれ、その場で探し出してくるということも行われます。
おおよそ30分~50分ほどで査定が終了し、査定金額がスタッフの方から提示されることになります。
もし、この場で納得がいかなかったり検討したい場合は、その旨を伝えると無理やりに売却を進めるようなことには基本的になりません。仮に、売らなければならないような旨を伝えてくる業者の場合は、悪質なものが多いので利用をやめておくという判断が懸命です。
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一括査定を利用する
インターネットの発達によって、多くの人が中古車の情報を調べていると思います。
そうすると、どうしても目に留まるのが中古車の一括査定サービスというものです。
現在では、インターネット上に多くの一括査定サービスサイトが乱立しているため、どのサイトがよいかはしっかりと見極める必要があります。
そのうえで利用を検討している人にとっては、どのような流れで査定が行われるか?ということが気にかかっていると思います。
一般的に一括査定サービスは、インターネット上で完結するものと実際に愛車を査定するものに大きく分けられます。
インターネット上で完結する場合は、売却する車の車種や年式、走行距離などを入力し、その情報に基づいた概算額をいくつかの店舗別に提示してもらえるという形です。
一方で、一括査定でポピュラーな方式としては、一括査定に申し込んだら数社からメールまたは電話がかかってくるというものです。
これにより、自宅まで出張して査定してくれるというもので、そのなかから一番高額な価格をつけてくれた業者で売却するというような流れになります。
ただし、悪質な業者の場合は出張料を請求してくる場合もあるので、事前に料金の発生の有無も聞いておくと安心でしょう。
個人間売買という方法
最後に紹介するのが、中古車の個人間売買です。
実は中古車の売却において、昨今では個人間売買が増加してきています。
数年前まではオークションサイトなどで、手慣れた人同士が取引きをすることが一般的だったのですが、最近では個人間売買を手助けするサービスも登場しているため敷居が下がってきています。
個人間売買では、査定というものが基本的に存在しません。
そのため、お互いの話し合いによって売却額を決定することができ、中間マージンも発生しないため通常よりも高額な利益を受け取ることも可能です。
ただし、個人間での取引きということで何かしらのトラブルが発生した場合は、すべて責任が当事者同士に降りかかってきます。そのため、一度トラブルが発生すると解決することが少なく、非常に手間と時間がかかるというデメリットも存在します。
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査定金額を上げるポイント:プラス査定のコツはある?
売却や査定の方法を確認したところで、次はプラス査定のコツについて紹介したいと思います。
プラス査定という言葉に耳馴染みがない方も多いかと思われますが、査定においてプラス、つまり売却額が増すことになるものがプラス査定と呼ばれています。
もちろん、専門店によってもプラス査定の基準は異なりますが、基本的なプラス査定の要因は大きく変わってこないため、具体的に紹介していきます。
査定金額を上げるポイント①購入時の姿に近づける
査定のときにもっともチェックされるのは、車体のコンディションです。
とくに、傷みがある箇所や修復歴の跡などは念入りにチェックされることもあります。
そのため査定の際には、なるべく購入時の姿に近づける努力が必要です。
例えば、査定の前に洗車や車内清掃を行うことも大切です。第一印象が良い車というのは、査定を続けていくなかでも欠点が見え辛くなります。
また、逆にあまりにも汚れが酷いとマイナス査定の要因になりかねないので、注意する必要があります。
しかし、キズや凹みを無理矢理に修理する必要はありません。却って、自分で修理すると高額になってしまうこともあるため、そのままの形で査定に出すことを心がけましょう。
査定金額を上げるポイント②備品を揃えておく
査定で重要視されるのは、いかに新車に近い形で保たれているかです。
そのため、自分で社外品パーツを取り付けてすいる場合は、純正品のパーツを持参するとプラス査定となることかあります。
また、車検証や説明書などもダッシュボードに入っているか確認しておくとよいです。
もし、これらの備品が完備されている場合は、プラス査定となりやすいので確認しておくことが大切です。
査定金額を上げるポイントは?まとめ
今回は、中古車の査定額が上がるポイントや初めての査定でも安心できる情報を紹介してきました。
とくに、査定を行う方法も多様化しているため、自らの状況にあったものを選ぶことが大切です。
また、契約の際にもしっかりと約款などの書面に目を通すことか重要といえます。
とくに、後から不利益が降りかかるような事項がないか口頭でも確認しておくことも大事です。
プラス査定の要因についても、基本的には新車の状態に近づけることがポイントとなります。
そのためには、備品や見た目などまで気を配るとプラス査定になりやすいてす。
ぜひ、今回の情報を参考にして、安全に中古車を売却することを検討してみてはいかがでしょうか。
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