
中古車の購入を考えている時にまず悩むのが、まずお店選び。中古車といえども決して安くない買い物であるため、正直どこで購入しようか迷うことも。
そこで、まず思いつくのが中古車買取販売業者の最大手であるガリバーではないでしょうか。
しかし実際の口コミや評価を見てみると決して良い評価だけではありません。
そこで、実際ガリバーで中古車を購入した人の評価の中から悪い評価に焦点を当て、なぜ悪い評価がつくのか理由を調べてみましたので、ガリバーで中古車の購入を考えている方はぜひご一読ください。
目次
中古車販売実績1位のガリバーは評判が悪い?
ガリバーと聞くと中古車買取の印象が強いかもしれませんが、実は中古車販売にも力を入れており、中古車の売り上げも業界1位となっています。
特にガリバーが中古車販売で最も力を入れているのは、お客さんが安心して購入することができるサービス体制を整えていることでしょう。
ガリバーは評判が悪い?中古車購入時に受けられるサービス
ガリバーは全国の店舗から気に入った車を選ぶため、遠方の場合は試乗することができません。そこで、そのデメリットを補うため次の3つの独自サービスが考えられました。
- 最長10年保証
- 修復歴ありの車は販売しない
- 購入後100日以内なら返品できる
以下で詳しくご紹介しますね。
ガリバー中古車購入サービス①最長10年保証
中古車販売業界で最長ともいえる10年間の保証サービスはガリバーの一番の売りとも言えるでしょう。
これは、エンジンやブレーキといった走行に影響を与える部品の場合、走行距離無制限で無料保証となり、ナビやオーディオなどといった消耗品は社外品であれば1年以内であれば無料で保証してくれます。
ガリバー中古車購入サービス②修復歴ありの車は販売しない
中古車であれば修復歴のある車はしっかり表示さえすれば販売することができますが、ガリバーの場合は修復歴がある車は販売されません。そのため、消費者側は安心して車を選ぶことができます。
ガリバー中古車購入サービス③購入後100日以内なら返品できる
試乗ができないと、どうしても購入後にエンジンの調子が悪かったり写真のイメージと色が違ったということが起こってきます。
もし条件に合わなかったら、購入後、100日以内であれば車両本体価格の5%以外を返金してくれるシステムとなっています。中古車の返品ができるという画期的なサービスは大手ならではのガリバーしか行うことができません。
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ガリバー中古車購入者の評判は悪い?
様々なサービスがあり、ガリバーで中古車を購入するといいことばかりのように見えますが、実際にガリバーで中古車を購入した人の評判を見てみると、
- 営業トークがしつこくてウンザリした
- 売り込みがすごくて話が続いて苦痛だった
- 購入後、すぐに車の調子が悪くなる
- 他の店舗と比べてちょっと値段が高い
- 車検や修理に出してもなかなか帰ってこない
- ローンを組むとさらに高い
といったマイナスの意見も多くあげられました。そこで、このような評判になった理由を調べてみました。
ガリバーがネット上で評判が悪い6つの理由
上記でご紹介した評判をもとにガリバーで中古車を購入した人の主な6つの悪い評判の理由をご紹介します。
ガリバーの評判が悪い理由①多店舗より価格が割高
ガリバーで中古車を購入すると、他の中古車販売店の金額よりも販売価格が高い傾向にありますが、主な理由は次の2つが考えられます。
- 大手ならではのサービスを充実させているため、その分費用がかかる
- 全国規模で在庫を管理しているため、買取・販売とそれぞれ利益が必要
まず、ガリバーは購入時の独自の「修復歴ありの車は販売しない」「最長保証は10年」「納車して100日以内であれば返品できる」といった品質を保つためのサービスを充実させています。また、業界最大手であるため、店舗内の内外装もしっかりと費用をかけています。
さらに、ガリバーは買取した車は全国にある自社の店舗で販売しているため、買取した車は全国の店舗の共有の在庫になります。そのため、買取をした店舗と別の店舗で販売されることが大半になります。
しかもガリバーでは店舗ごとに売り上げの目標が決まっているため、「買取した店舗」と「販売する店舗」の両方の利益が必要になります。
上記2点の理由であるため、一般的な中古車販売店よりも販売価格が20~30%ほど高くなるでしょう。
ただし、言いかえれば、それだけ店舗やサービスに力をかけていることでもあるため、初めての人でも安心して購入することができるというメリットがあります。
ガリバーの評判が悪い理由②整備・修理に時間がががる
ガリバーの車の整備は、外部の整備工場に依頼している場合もあるため、整備に出してから手元に帰ってくるまでの時間は店舗に整備場を持つディーラーなどと比べると長くなる傾向があります。
そのため、外車や年式の古い車、走行距離が多い車を購入すると、もしかしたら頻繁に点検や修理に出さないといけなくなる恐れがあるため、その点は注意しなければいけません。
ただし、時間が掛かるということであって、決して修理や整備が不安というわけではありませんのでご安心ください。
どうしても長時間車を手放せない場合は、中古車の購入はガリバーで行い、車検や修理は他の整備工場にお願いすることも選択肢に入れておくといいでしょう。
その場合は中古車購入時の保証は、車検をガリバーですることが条件である場合があるため、しっかりと確認しておきましょう。
ガリバーの評判が悪い理由③現車を細部まで確認できない
ガリバーは全国各地の店舗から車両を探すことができるものの、確認はネット上での画像のみとなります。
そのため、興味がある車が近くの店舗にあればいいのですが、ほとんどの場合は遠方の地域にあることが多いため、実際に現車を確認することはできません。
しかし、ガリバーは店舗のネットワークが整っているため車の画像もパソコンで詳細まで確認することができ、さらにセールスマンによって傷や凹みの情報は包み隠さず説明してくれます。
また、反対におすすめできない車の情報なども教えてくれるため、現車で確認するよりもさらに車選びについて詳しく教えてくれます。
ガリバーの評判が悪い理由④セールスマンの態度が悪い
ガリバーの評判で特に悪いのものが多かったのが、セールスマンの対応の悪さがあげられました。
しつこい勧誘をされたり、購入を催促されたりしたという話もよく聞きます。
しかし、ガリバーの営業職の社内教育はしっかりされていると定評があるため、どうしてもガリバー自体が積極的に営業する方針であればセールスマンもそれなりに積極的に営業をかけなければいけなくなります。
すると結果的にお客さんによってはその対応が逆に不快に感じることも起こるでしょう。
ただし、ガリバー自体の評判は決して悪くないため、セールスマンとの相性なども関係しているのではと考えられます。
上記で説明したように、ガリバーの営業教育は徹底されているため、どちらかというと、「丁寧に説明してくれた」「車を選んでいる時におすすめできない車も教えてくれた」
など、親身になって車選びをしてくれたと高評価の意見も多くなっています。
さらに、ガリバーのセールスマンは店舗間の異動が多いため、どうしても合わない人がいる場合、その担当者と長期的に関わることは少ないとも言えます。
ガリバーの評判が悪い理由⑤保証に難あり
ガリバーの保証は最長10年と最も長いことを売りにしていますが、実は6ヶ月以上の保証は有料となっています。
これはチラシ等で全ての車に無料で10年保証がついているように勘違いするという話をよく聞くため、注意が必要です。
ガリバーの10年保証で注意すべき点は、まず保証を受けられる車が限定されているということ。普通車であれば登録から6年、6万キロ以内となります。また、保証に加入して2年以降は毎回修理の度に1万円は負担しなければいけません。さらにこの保証を継続する条件として、車検を毎回ガリバーの提携工場で受けないといけません。
ただ、保証自体はしっかりしているため、安心して車に乗りたいという人にとっては適しているサービスとも言えます。
ガリバーの評判が悪い理由⑥ローンの金利は高め
ガリバーで車を買う時にのローンで購入すると年間の金利は約9%代と、他のディーラーや銀行の自動車ローンと比べて高めとなります。なぜならガリバーは自社ローンがなく、「ジャックス」や「オリコ」が提携ローンとなり、そのそもの金利が非常に高く設定されているから。
しかし、これらのローン先は手続きが簡単で、審査時間が短く、簡単に審査に通過できるというメリットがあるため、まとまったお金がない状態で車がすぐに欲しい人にとっては有効な手段とも考えられます。
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ガリバーで中古車購入は評判悪い?まとめ
ガリバーで中古車を購入するには3つの手厚いサービスがあり、消費者にとって安心を提供していることが大きな売りでもあるものの、評判ではまだまだ悪い評価も目立ちます。
しかし、お客さんとの相性の問題であったり、安心できるサービスを維持していく上で必要なことが多く、実際はそれ以上に得られるメリットの方が大きいとも言えます。
そのため、中古車の購入を考えているのなら、まずはガリバーで探してみることをおすすめします。
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