
どんなに大事にしている愛車でもいつかは買い替えのタイミングが訪れます。
しかし、買い替えということは、新しい車を購入することでもあります。となると、それだけで費用が掛かりますので、少しでもお得に買い替えたいところですよね。
そこで、愛車を売る時に少しでも高く評価してもらえるような時期やタイミングについてご紹介しますので、これから車を手放そうと考えている人は、ぜひご一読ください。
目次
車を買い替えるタイミング
車をお得に買い替えるには、タイミングがあります。主なタイミングは以下の6つが考えられます。
- 車検が切れるタイミング
- 年式が古くなったり走行距離が伸びてきたら
- 保証が切れるタイミング
- モデルチェンジ前
- ローンが完済してから
- 生活スタイルが変われば
それぞれ詳しくご紹介します。その車の状態や年式によってそれぞれ方法が異なりますので、自分の車に最も適した方法を選びましょう。
車検が切れるタイミング
自家用車で車を保有している人は、新車であれば3年に1回、その後は2年に1回車検を受けなければいけません。
車検は法定費用の他に整備費用や検査と多くの費用が必要となります。
法定費用が少ない軽自動車でも4~6万円、普通自動車になると10万円以上の出費となることもありますので、一回にかかる金額は確かに大きいとも言えます。
そのため、新車購入後、
- 3年・・・新車購入後1回目の車検
- 5年・・・2回目の車検
- 7年・・・3回目の車検
のタイミングで買い替えを検討する人が多くなります。
特に消耗品の交換タイミングか多くなる2回目の車検、もしくは3回目の車検で買い替えを検討する人が多いでしょう。
しかし、車検が残っていると買取価格が高くなる可能性もあるため、必ずしも車検のタイミングで買い替える方がいいというわけではありません。反対に車検が残っている状態ですぐに乗り換えるという人もいるほどです。
今の状態でいくらになるか査定してもらい、自分が納得できる金額であれば売却するのも一つの方法でしょう。
年式が古くなったり走行距離が伸びてきたら
年式や走行距離は車の状態を判断するのにとても重要な基準となります。
車は当然機械であるため、新車の状態が最も良いものの、そこから徐々に劣化して性能が落ちていきます。
そのため、あまりにも年式が古かったり、走行距離が伸びている車はすぐに壊れると判断され、査定額もマイナス評価になります。
年式の判断基準として新車から13年以上経過した車は「自動車税グリーン化税制」で増税されますので注意が必要です。
具体的に見てみると、
自動車税の場合
- 軽自動車・・・20%
- 普通車・・・15%
自動車重量税の場合
- 軽自動車・・・25%
- 普通車・・・40%
となります。
また、走行距離の基準は5万キロとも言われており、その次は10万キロとも言われています。
この基準を過ぎれば買取金額がガクッと下がることがありますので、5万キロ、もしくは10万キロに近づいてきたタイミングで買い替えるのも一つの方法です。
保証が切れるタイミング
国産車であればメーカー保証は3年または6万キロ、エンジンやミッションなどの主要部品は5年または10万キロとなっています。
最近の車は新車で購入すれば5年で壊れるということはまず考えられませんが、それでも5年を過ぎればブレーキパッドやサスペンションブーツのゴム製品といった消耗品などの交換が必要になります。
消耗品だから費用もそんなに掛からないイメージがありますが、大きな車であればその分部品代も大きくなりますので侮れません。
その部品代は保証で賄えるといいのですが、保証が切れれば交換代が重くのしかかってきます。そのため、保証が切れるタイミングで買い替えを検討してもいいでしょう。
モデルチェンジ前
車がモデルチェンジして新型が出れば、そのため、自分の乗っている車がモデルチェンジする前に手放すのも一つの方法です。
また、モデルチェンジされた車は燃費や性能が向上しているため、燃料費が節約できたり、最新の車に乗っているという満足感も得られます。
デメリットは、モデルチェンジしないと手放すことはできないため、そのタイミングまで買い替えることができません。
しかし、一般的な車のモデルチェンジは5~10年の周期となっているため、車検のタイミングにも重ねられる可能性もあります。
モデルチェンジした車に買い替えるのであればディーラーの下取りが強化されたりと、お得に買い替えられる特典がある場合がありますので、モデルチェンジされるまで待つ価値は十分にあるでしょう。
ローンが完済してから
車の買い替えのタイミングで、ローンが完済するタイミングを基準にする人もいます。
特に一番多いのが、60回の5年ローンで、そのタイミングで買い替える人が多いようです。しかし、2回目の車検が終わった直後や、走行距離5万キロを超えている車であれば、タイミングが少し遅いかもしれません。
ガリバーなどの大手中古車買取店であれば、ローンが残っている車でも買い取り価格で相殺してくれたり、買取金額からローンを引いてくれたりと何かと融通を聞かせてくれるお店もあるため、すぐに車を手放さないといけない人は一度相談してみましょう。
生活スタイルが変われば
車は買い物からレジャー、日々の送り向かいといった毎日の生活に欠かすことができません。
そのため、家族が増えたり子供が大きくなったから軽自動車やコンパクトカーからミニバンに乗り換えるなど、ライフスタイルが変わるタイミングで車を買い替える人もいます。
ライフスタイルによって車を買い替えるにはあらかじめ時期を見越して資金も蓄えておかなくてはいけませんので、しっかり計画を立てて買い替えましょう。
そもそも車はいつまで乗れるのか
そもそも車はどれだけ乗ることができるのでしょうか?
一般的に車の寿命は10年10万キロとも言われていますが、これは古くから言い伝えのように言われていることで、現代の車だとその数倍はもち、20万キロでも50万キロでも持ちます。
しかし、走行距離や年式が経過すればするほど修理する箇所は増えていくため、長く維持するのは意外と労力やお金が必要になります。
現在の車の耐久性は10年10万キロを超えても十分に走行できるため、長く乗ろうと考えている人は、10年10万キロを超えだしたら修理用を考えておくことをおすすめします。
乗り潰すか買い替えるかの判断はお金や時間で判断する
車は「乗り潰す」と「買い替える」のどちらが良いのかといった話もよく聞きます。
もし、その車を乗り続けて高い修理費が掛かるのであれば、壊れない車に乗り換えた方が良いという人もいます。
しかし、新たに車を買い替えるにはかなりの出費が必要となります。特に程度の良い車であれば中古でも200万円以上するのも珍しくありません。
そのため、修理しながら乗ったとしても、買い替えの費用よりも安く済むことがほとんどでしょう。金額のみで考えると買い替えずに10年以上乗り続ける方が費用を抑えることができます。
また、旅行先で万が一車が動かなくなったり、故障がトラブルで事故になった場合を考えると、お金以上に大きな損失が発生してしまいます。
お金だけではなく、安心して乗り続ける事を頭に入れて最適なタイミングで買い替える方がいいでしょう。
まとめ
車は新車で作られた時が最も状態が良く、使用することはもちろん、時間が経つにつれて劣化していくものです。そのため、買い替えは必ず行わなわなければいけません。
しかし、タイミングを間違えると大きく損をしてしまうこともあるため、今回ご紹介したおすすめのタイミングを参考に自分の車の状態と見比べて判断し、少しでもお得に買い替えられるようにしましょう。
コメント
Comments are closed.